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神様っていると思う? [映画、DVDとか]

最近、映画を見に行くどころかDVDを借りてくる事も無くなってしまいました。
まぁ色々と理由はあるんですが。
そんな事とは関係なくCATVで「ストロベリーショートケイクス」を見ました。

ストロベリーショートケイクス

原作は魚喃キリコの漫画。

Strawberry shortcakes (フィールコミックスGOLD)

作品の事は知っていましたが、冒頭のシーンに何となく興味を持って最後まで見てしまいました。

振られた男の足にしがみつき商店街を引きずられる女性。
目覚まし時計の音で目が覚める棺の中で眠る女性。
そんな冒頭。

4人の女性が強がったり傷ついたりしながら生きる日常を切り取った作品。
満月とか1枚の絵とか汚いラーメン屋とか、そんなものを通じて4人がシンクロしていく。
上手い事つながってるなぁと思った直後に他人とシンクロしているのも日常の事かと思い直す。
関係性を俯瞰している事に改めて気づく映画って少ない気もするけど。

ちなみにタイトルは劇中で使われていた台詞から。

女性が主人公だからだけではなく、描かれている感情の揺らぎとかは女性が共感するんだろうな、きっと。
女性じゃないから分からないけど。

劇中の葬儀のシーンで何故か「エンドレス・ワルツ」を思い出した。

フリージャズのアルトサックス奏者阿部薫とその妻で作家の鈴木いずみの生涯を町田康と広田玲央名の主演で描いた若松考二監督作品。
学生時代に新宿辺りで見たんだったかな?
インプロビゼーションなんて言葉では表現できない鬼気迫る演奏と和製シド&ナンシーと言われたりもする破天荒な生活が見事に描かれています。
特に町田康の眼力と本人役で出ている灰野敬二の演奏シーンが頭に残っています。

薫の葬儀シーンで火葬場の煙が空へ昇っていくシーンが印象的だった事は確かだけど、なぜこの作品の事を思い出したのかは謎。

ここまで書いておきながら劇場で一度しか観ていないので断片的な記憶になってしまっている事に気が付いて、もう一度見直したいと思ったけどDVDは未発なのか。
この作品は普通に名作なんじゃないの?
VHS時代の邦画もしっかりとDVD化して欲しいですね。
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